森のそば。2019は。5

森のそば。2019は。5

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森のそば。〜母ちゃんの笑顔とおいしいじかん〜
2019年7月7日(SUNDAY)10:00〜16:00
at 母ちゃんの店 わがや(西和賀町沢内字貝沢3-647-1)
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さてさてさて、
ここからは今年、初参加組をご紹介して参ります。

西和賀町沢内地区、貝沢の森の中にあった古民家を
利用した「母ちゃんの店 わがや」が出来たのは2009年。
地元のそば粉を使い、地域に住む女性たちが営む
農家レストランとして10年の歳月をこつこつと刻んできました。
はじめるのは簡単でも、続けるのは思う以上に大変なこと。
それでも毎年4月から11月まで、笑顔を絶やさずに
営業を続けて来た母ちゃんたち。
その努力と覚悟には、本当に頭が下がります。

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そんな風にがんばる姿に勇気をもらった人も多いでしょう。
おそらく、こちらのシェフもその一人ではないかと。
憶測ですが…

沢内から西へ1時間、湯田の山あいの集落で
食通をうならしてきたレストラン「縄文の谷 Kitchen開」
わがやの母ちゃんたちとは、お店をオープンする前から
親交があったようです。
そして今回、10周年を記念してコラボが実現!
わがやのおそばに合うスイーツや、
自慢のパンを使ったオープンサンドを提供いただけることに!



周囲に住むのは4人だけ。
そんな限界集落に、もう一度にぎわいを取り戻そうと
古民家をリノベーションして開店した「kitchen開」。
シェフの鈴木さんは、知る人ぞ知る有名宿の料理長も歴任した方。
窓を大きく取った店内から見えるのは、西和賀の森だけです。

先日、お店にお邪魔してきました。
西和賀の食材を使った料理は、どれも想像の上を行くような
創意工夫と遊び心にあふれたものばかり。
前菜に西和賀の郷土食の「煮しめ」が出てきたかと思えば
メインのグリルの添え物は山菜やワラビのピクルスが。
湯田のお豆腐店のおからを使ったスイーツは
写真のように、ホウの葉や路傍の草花に彩られて出てきます。
自由気ままに作られているようですべてが調和している。
あらためて、プロの料理人の凄さを実感しました。

「kitchen開」さんではパン工房もあり、
食事に合わせたさまざまなパンをつくっています。
こちらのファンも多数。
キメが細かくて柔かく、ずっと食べていられました。
イベント限定のオープンサンドにも
こちらのパンが使われます。

その独創性と美味しさから、注目が集まっている
人気レストラン「kitchen開」さん。
わがや自慢のおそばと、どんなコラボになるかとても楽しみです。
事前予約は受け付けておりませんので、
くいしんぼうさんは11時のオープンまでにお越しください!

<つづく>

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