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参加者受付中!
ダーニングキャラバンinとちの実
日時 2021. 12月5日(日曜)
ワークショップ
10:30〜11:30(1回のみ)
会場 滝沢市柳沢1368-32 喫茶&工芸とちの実
参加費 2500円(特製ランチセット付)
講師 くどうせつこ(刺繍家)
<同時開催 小さなマルシェ> 10:00〜14:00
ワークショップと一緒に、美味しい&楽しいモノ
を集めた小さなマルシェを開きます。
お問い合せ・お申し込み
Tel 019-688-2968(とちの実)
または 090-4476-3255(てとて)
Mail tetote_inoue*yahoo.co.jp(*→@)(てとて)
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先日、立て続けに2本の映画を観ました。
ひとつは、ムーミンの原作者トーベ・ヤンソンの半生を
描いた、その名も「トーベ」。
もうひとつは、経済学の父であるカール・マルクスの娘
エリノア・マルクスの壮絶な半生を綴った「ミス・マルクス」。
知人のおすすめもあり、久々の映画館に足取り軽く
座席に座った私ですが、ある意味、打ちのめされました。
「報われないやん」
世界的に愛されるキャラクターの生みの親。
マルクス主義の正当な後継者として知られる女性活動家。
そんな、いわゆる「肩書き」からは知り得ない、
まあよく言えば、人間的な本能とか煩悩とか焦燥とか。
二人とも、そんな衝動に苦しみながら
転がり続けた人物だったようです。
ヒーローはいないし、ヒロインにもなれない人生。
それでも映画の最後、エリノア・マルクスのひとこと
「Go ahead!」
を、胸に刻んで帰ってまいりました。
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話を、前に進めましょう^_^;
引き続き、12月5日の「小さなマルシェ」のご紹介です。
この季節を待っていた方も多いでしょう。
リンゴシーズンのファイナルを飾る
「フジ」!
甘くてシャキシャキでジューシーでと
リンゴのいいところをぎゅうと詰め込んだ王様。
さんさもジョナもシナノも大好きですが
一年の締めくくりは、やはり「フジ」でございます。
そんなリンゴをお届けくださるのは「山口農園」さん!
雫石町のほか盛岡市にもほ場があり、
リンゴをはじめ、米や小麦、野菜から鶏卵などなど
あらゆる農産物を手がけています。
それも、無農薬、無化学肥料で。
オーガニックという言葉が世に浸透する前から
安心安全な農作物づくりに心血を注いできた山口農園さん。
30年以上も前、当時は農薬の基準なども
今のように厳しく整備されていなかった時代に
無農薬で米や野菜をつくる苦労はいかばかりだったでしょう。
リンゴなんて、その最たるもの。
青森の農家さんからの聞きかじりではありますが
農薬を使わずにリンゴをつくるのは至難の技だそうです。
それをやってのけて実ったのが山口農園さんのリンゴ。
木酢液など天然の素材だけで素材で木を守り、
何より一本一本の状態をつぶさに感じながらの管理だと思います。
言うは易く行うは難し、本気で良いものを作りたいと
思えば思うほど、リンゴづくりは手間がかかります。
いや、すべての農産物がそうですね。
そんなリンゴの真価を実感できるのが
以前、山口農園さんから教わったこのアップルティー。
紅茶のティーバックと皮付きのリンゴをポットに入れて、
熱湯を注ぐだけ。ちょっと時間を置きます。
皮付きなので、よりリンゴの風味が出てきますし、
そのまま食べても美味しいです。
↑こちら、なんと8年前に教えてもらったレシピでした…w
「リンゴは皮をむく」派にこそ、
安心して丸ごと食べてもらえるリンゴです。
なお今回のマルシェには、
山口農園さんはいらっしゃいませんので
いつもの量り売りではなく、あらかじめ袋に入った
リンゴの販売となりますのでお間違えなく。
おそらく、12月の下旬までには
ほぼ完売してしまう、山口農園さんのリンゴ。
この機会に、ぜひ食べてみてきださい!