周囲を囲む山々が、もう見事なグラデーションで
色づき始めていますね。いちばん高い岩手山などから色づくわけで
先日、青森出張からの帰途に仰ぎ見た裏岩手山は真っ赤っか!
ぐっと冷え込んできた大気が、山の木を錦に染めます。
今年は紅葉もいいんじゃないかと、カメラマンさんなどから
期待の声も聞かれますがどうでしょう。
うちはもう、今期2度ほど鍋をいたしましたが
みなさまの食卓はいかがですか。
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さて、10月21日と22日の2日間に渡って開かれる
「ゆいてとて」。
見て、手に取って、参加も出来るイベントです。
前回のエントリでは、22日の日曜日に行われる
山田千保子さんのお話会についてご紹介いたしましたが
今回は、21日の土曜日のワークショップについて。
葛巻町で「安孫自然塾」という体験プログラムを企画する
山の達人、外久保蔦雄さんによるワークショップ。
しかも午前と午後、違う内容のものづくりを体験できます!
▲昨年の「ゆいてとて」にて。紅葉した
クロモジの枝を持ってきてくれた蔦雄さん。
昨今は「森林女子」なる言葉が注目を浴びるなど
山仕事にあらたな価値を求める人も増えているようす。
そんな「森林女子」も「森林男子(ふつう?)」「森林オバサン(私?)」
も、蔦雄さんの前ではまだまだ「ひよっこ」。
山の知識はもちろん、山への好奇心と愛情、畏敬の念など
聞けば聞くほど深く、そして面白いのです。
そんな蔦雄さんのことを
ウェブマガジン「みちの」という媒体でご紹介しています。
「長く林業に関わっている間に、何でももったいないと思うようになった。
昔から何かを工夫するのが好きだったしね」。
仕事として林業にきちんと向き合いながらも
けっして遊びを忘れない。
林業に関わる人は多いけれど
蔦雄さんのような「バランス感覚」をもった人は
そんなにいないような気がするのです。
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そんな蔦雄さんと一緒に楽しむものづくり。
午前の回(11:00〜12:00)はウェブマガジン「みちの」でも
ご紹介している「シラカバのスプーン」づくり。
白木で柔らかい木肌の感触を楽しみながら
オリジナルスプーンづくりを体験していただきます。
午後の回(13:30〜15:30)は、お箸づくり。
しかも、あの「オノオレカンバ(斧折れ樺)」という
堅い材を使って作るのです。ワタクシ最初聞いた時、
「え、オノオレカンバで箸なんて作れるの?」と思いました…
どちらも岩手の森に生えていながら
その質感や堅さは対極にあるふたつの木。
ぜひ自分の手で、加工を楽しんでみてほしいです。
もちろん使い方やお手入れの仕方は
蔦雄さんからばっちり教えていただけますよ。
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蔦雄さんのワークショップは、事前予約を優先しております。
てとて 090-4476-3255
Mail tetote_inoue★yahoo.co.jp (★→@にして下さい)
https://www.facebook.com/tetoteiwate
こちらもみなさまのお申し込み、
お待ちしていますーー!