連日の九州豪雨のニュース、
災禍のさなかの苦しさはもちろんですが
途方もない被害の大きさに
復旧への道のりのあまりの長さにも心が痛みます。
茶色く濁った川が家々を飲み込んでいくさまは
私たち岩手県民にとっては
昨年の岩泉の豪雨を思い出させ、ますますつらい。
なんでこんなに災害が頻発するようになったか…
ひとりひとりが考えなければなりません。
災害への備えとともに。
災禍のさなかの苦しさはもちろんですが
途方もない被害の大きさに
復旧への道のりのあまりの長さにも心が痛みます。
茶色く濁った川が家々を飲み込んでいくさまは
私たち岩手県民にとっては
昨年の岩泉の豪雨を思い出させ、ますますつらい。
なんでこんなに災害が頻発するようになったか…
ひとりひとりが考えなければなりません。
災害への備えとともに。
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一昨年6月、ご縁をいただいて訪れた九州。
福岡市で展示「てとて展」を行わせていただいたあと
レンタカーで九州の陶芸の産地を回ったのです。
長崎の波佐見と有田、
そして大分の小鹿田と小石原。
見る物すべてが新鮮で美しく、本当に楽しい旅でした。
特に小鹿田は素晴らしい場所でした。
日田の高速をおりて小鹿田へ。
うっそうとした森の中に案内の看板が立ちます。
小鹿田は深い山間にたたずむ陶の里。
土は、川の流れを利用した「唐臼」で搗いてつくるそう。
搗いた陶土をすいひする場所。
これは女性の仕事でもあったようです。
唐臼の音が山に響きます。
急峻な斜面を利用した登り窯が並びます。
陶器の破片を埋め込んだブロック塀や橋。
ついつい、見入ってしまいます。
細い道沿いに家々が点在する小鹿田。
その家先では挽いた皿が天日干しにされていたり
奥の工房ではろくろを回す人の姿も見えました。
坂本巧窯を訪れたとき。
展示場の机に「光原社」のムック本があって
うれしくなりました。
暮らしと一体化したものづくりの風景に
文化や歴史の違いをまざまざと感じ
ますます、うつわが好きになった九州の旅。
大分県日田市の被害は甚大。
そして、山間の小鹿田のようすはニュースでも
取り上げられることはありません。
無事を、かけがえのない陶の里の無事を
ただただ祈っております。
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イベントに関係のない思い出話でした…すみません。