底クルクルは、手仕事のあかし。

底クルクルは、手仕事のあかし。

デヴィット・ボウイ、亡くなっちゃいましたね…
20代は洋楽にドップリ浸って過ごしました。
数多くのアーティストの中でも、異彩を放っていたボウイ。
遺作「★(Black Star)」のPVを観ましたが
そのトンガリぶり、そしてスタイリッシュさは全く褪せておらず。
彼と同時代の、今より熱かった洋楽シーンを体感できたのは財産です。
ご冥福を祈ります。
最近、書き出しが長くてすみません^_^;
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さて、(おそらく)小久慈焼さんが絶賛製作中のスープカップ。
欠品のブラウンバージョンが届くのは、私も楽しみです。
器づくりには色々な手法があります。
ひもづくり、たたらづくり、鋳込み、ろくろなどなど。
小久慈焼さんでは、ろくろのほかに鋳込みも行っています。
鋳込みは、ある程度の数をつくるためには理にかなっています。
さてスープカップはというと、
ろくろでひとつひとつ本体を作ってから、
別に作っておいたハンドルを張り付けます。
その際に器表面に出来るのが手指の跡「ろくろ目」。
作品の方向性によっては、このあと削りをかけて消す事もあります。
仕上がりの均一さを求める場合は消す事が多いでしょう。
実はスープカップも、最初の頃はこのろくろ目が目立たないものが
多かったのです(持っている方は見てみてください)。
でもブラウンカップでは、このろくろ目を生かす事になりました。
soup72.jpeg
カップの見込み。
まんなかにクルン、とろくろ目のあとが。
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ひとつひとつ手仕事のスープカップ。
ろくろ目の跡も、ひとつひとつ違います。
soup74.jpeg
ハンドル、本体、
微妙な釉薬の流れがニュアンスを与えてくれます。
実は最初、私も「ろくろ目」が気になっていた事がありました。
でもブラウンカップは、ろくろ目が実にいい味を出していたのです。
濃い色合いだからこそ際立つ手仕事の感触。
釉薬との相性って、大事ですね。
なお最近は、ホワイトバージョンでもろくろ目を残す方向になっています^_^
何度も何度も作っていただいているスープカップ。
1年前のものと比べると、形が違ってきているのが分かります。
そのファジーさもまた、ろくろ仕事のよさなんだと思う。
次回作もきっと、ちょっとだけ違う顔をしていることでしょう。
楽しみです。

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