お茶のみ話しっこしに。

お茶のみ話しっこしに。

▼▼4月のオープンデイ(4/11〜4/12)2日間
春、めぐる。
お茶とお灸のじかん

4月11日(土曜)10:00〜16:00※時間予約は必要ありません
料金/各800円(お灸のみ、お茶のみ、両方体験は1500円)
★お茶のじかん 店主/「焙茶工房しゃおしゃん」前田千香子さん 
★お灸のじかん 店主/「ひろはりきゅう」ムラオカヒロコさん
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さてさて、
4月11日の1日だけ、てとてに開く小さな「お店」。
ひろはりきゅうさんに続き、
「しゃおしゃん」前田千香子さんが店主をつとめます。
岩手日報の連載などでご存知の方も多いと思いますが、
千香子さんが事務局をつとめる「北限の茶を守る気仙茶の会」では
気仙地方のお茶文化を残すべく、茶樹の管理などと一緒に
「聞き書き」に取り組んでいらっしゃいます。
その本が、この4月についに完成するそう!
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▲北限の茶を守る気仙茶の会ブログより転用
活動に関わる人たちの手で、何度も現地に足を運び
たくさんの方々の話に耳を傾けていらっしゃいました。
本づくりのプロに頼んでしまえば、簡単だったかもしれませんが
(そういう選択は容易にあったのですから)
それでは「体裁はいいけどあんまり面白くない」本に
なってしまっただろうなと思うのです。
そういう決断(自分たちで作る)をしたこと、努力を惜しまなかったこと、
本当に頭が下がります。そして、陰ながら支え続けた方が
いらっしゃったことも千香子さんから聞いております。
気仙茶の会のブログに、聞き書き集について書かれていますが
すごくいいなあと思ったところを抜粋してみます。
(千香子さん、承諾も得ずにスミマセン)
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「運動」としての聞き書き
仮設住宅でのお茶っこ会で、昔の話をお聞きしたのがきっかけで、自治会だよりに、「昔の、カラスを追う時の唄を教えて」と声掛けしてくださった自治会長さんがいます。(略)少しずつ、地域の各所で「あれ~昔の〇〇、なんだっけ」と、様々な話題について、探求や掘り起しが始まるとしたら、ああ素晴らしいなあ、と思います。(略)特に、お年寄りを巻き込んでの聞き書き、歴史探究は、地域や仮設住宅での世代間交流の面からも、とても重要な意味合いを持ってくると思います。

「自分の足元を見つめること」は
今や地域おこしの確かな手段のひとつです。
気仙地方の風土や歴史を知る上でも、聞き書き集の完成がとても楽しみ!
残念ながら11日のオープンデイに『現物』は並びませんが
(まだ印刷中らしいっす)、
千香子さんから取材や編集のお話、気仙の言葉などについて
あれこれ聞けることは間違いございません!
お茶っこ飲みながら、
ぜひ楽しい時間を過ごしにきてくださいませ!

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