すみません。
雪かきに追われ、右手親指の付け根と上半身が筋肉痛です。
マウスがクリックできな〜〜い(嘘)
ところでなぜ「右手親指の付け根」かというと、
除雪機のクラッチがハンドルの右についているからでして。
雪かきはじめは毎年、除雪機のクセを学習し直すのに
およそ全身の筋肉を動員する羽目に。
これは雪かきダイエットというよりはもう雪かきトレーニング。
ということで、11月の振り返りが止まったままでした。
すみません。
そうこうしているうちに、2022年がもう残り2週間を切りました。
流石に、新年から過ぎた年の振り返りをするのも何なので
今のうちに2022年のことをまとめておこうと思います。
なんたってもまあ、「縁側」が始まった年でもありますので。
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3月27日。
縁側とOZASIKIのプレオープンと称しまして、
これまでお世話になった方をお招きして
食のイベント「つくるをつなぐ」を開催いたしました。
当日の朝。まだ少し、雪が残っています。
この日、厨房に入ってくれたのは
西和賀の農家レストラン「母ちゃんの店わがや」の
美代子さんとたえ子さん。
今朝取ってきたばっけ。
天ぷら名人、たえ子さんがその場で軽やかに揚げました。
OZASIKIの代表を務めるSさん。
こちらは特製の「ヤマブドウ入りお赤飯」をご用意。
食後の甘いものは、シフォンケーキとプリン。
雫石町の某店で作られているものです。
何とか、格好がついた縁側ギャラリー内。
お花も、たくさんいただきました。
OZASIKIスペースには「千」のえっちゃんが出店
してくれました。
盛岡市のアパート時代からお世話になっている方や、
イベントを通して知り合った方々など。
みなさん、てとての活動を支えてくださった方々ばかりです。
ようこそOZASIKIへ、縁側へ。
この日のお品書き。
メインは「凍み大根のお煮しめ」。
「わがや」さんのお蕎麦のセットにもつくお惣菜。
濃厚で甘辛の出汁を吸った大根(じゅわわわ〜ん)と、
その柔らかさに驚く身欠きニシンの煮物。
お店で食べるたび、その食の技に感心していた逸品を、
御膳のメインに据えました。
食前には、OZASIKIのカウンターを使って
凍み大根の戻し方と、身欠きニシンの使い方を
美代子さんからレクチャーもいただいたのです。
揚げたてのばっけの天ぷらはお塩で。
西和賀産わらびのおひたしはとろりとした食味。
ここに、チームOZASIKI特製のお赤飯と
お味噌汁、香の物がついた御膳となりました。
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昨年、一足先にOZASIKIの活動が始まってからも
少しずつ準備を進めてきたのが縁側スペースでした。
ギャラリーはともかく、どうしても実現したかったのが食堂。
飲食を提供できるスペースは、盛岡のアパート時代からの夢でした。
単純に、食べるものと場所を提供する食堂ではなく
食べるという行為をもう一度見直す機会を提供してみたい。
普段何気なく食べているもの、郷土料理や家庭の味の
価値と可能性について、体験から考える場づくり。
今回のイベント「つくるをつなぐ」には、
そんな思いも込めてみました。
突拍子もないお願いに、快く協力してくださった
「わがや」さんには感謝しかありません。
そして、わざわざ雫石まで足を運んでくれた皆さまにも。
食とクラフト、そしてコミュニティ。
なんでもかんでもを詰め込んだ
OZASIKIと縁側の活動が、ここからスタートしました。
余談ですが、以前の食堂スペース⇩
カオスでした(笑
いつ果てるとも知れない掃除の日々でした。
<次は4月のこと>