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参加者受付中!
ダーニングキャラバンinとちの実
日時 2021. 12月5日(日曜)
ワークショップ
10:30〜11:30(1回のみ)
会場 滝沢市柳沢1368-32 喫茶&工芸とちの実
参加費 2500円(特製ランチセット付)
講師 くどうせつこ(刺繍家)
<同時開催 小さなマルシェ> 10:00〜14:00
ワークショップと一緒に、美味しい&楽しいモノ
を集めた小さなマルシェを開きます。
お問い合せ・お申し込み
Tel 019-688-2968(とちの実)
または 090-4476-3255(てとて)
Mail tetote_inoue*yahoo.co.jp(*→@)(てとて)
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さて、今回のダーニングキャラバン。
会場は、スタートアップの時からお世話になっている
滝沢市柳沢のカフェギャラリー「とちの実」さんです。
カフェがオープンしたのは2017年と新しいですが、
こちらは「東北巧芸舎」という工房名で、
40年近くにわたって木の仕事をしてこられた
木工家、佐藤勲さんとご家族が始めたカフェなのです。
ギャラリーと拭き漆の作業場があった場所を改修して
誕生したカフェコーナー。テーブルも佐藤さんの仕事です。
佐藤さん。ご出身は東京で、会津で木の仕事を学び
岩手山を仰ぎ見る柳沢に工房を構えました。
トチをはじめ、様々な木を使って作られた器。
なんども漆を塗り重ねて拭き取る「拭き漆」で
仕上げられた、丈夫で美しい生活の道具です。
ベビースプーン。滑らかに艶めく曲線は
ひとつひとつ削り出して生まれてきたもの。
使い込んだ拭き漆の椀。
塗り物に勝るとも劣らない見事な艶が。
お盆や茶托、菓子皿など。
表情がひとつひとつ違って見飽きません。
美しい木の器を作り出すのはロクロの仕事。
写真の電動式のほか、
佐藤さんは「鈴木式式ロクロ」と言う
非常に珍しい工具を使いこなせる職人でもあります。
そんな技術を持つ佐藤さんに作っていただいているのが
こちらのダーニングマッシュルームです。
一本の木からこのような形に削り出されます。
つかう樹種は、本当にいろいろ。
手前の黒いものは、埋れ木を使っていました。
色はもちろん手触り、重さも違うんです。
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何ごとかを始める時「形から入る」と言うのは
続けるモチベーションにもなりうるもの。
いい道具を手に入れたから新しくはじめる。
それはちっとも、不純な動機ではないと思うんです。
東北巧芸舎さんの作るダーニングマッシュルームは
まさにそんな「いい道具」のひとつ。
ぶっちゃけ、電球とかこけしの頭でも
ダーニングはできます。でも木という素材の持つ良さを
使いながら感じられるのが、このマッシュルームです。
それはもう、元電球派の私も断言できます。
ご自身のカフェで行うダーニング会だからと、
佐藤さんは、新作のダーニングマッシュルームを製作中。
果たして間に合うのか?!定かではありませんが^_^;
なんと、これまでのものとは違うサイズの
ダーニングマッシュルームを作ろうと計画しています。
どんなものが出来てくるか、
イベント開催前にお知らせできたらいいなと思います。
てとても、佐藤さんの東北巧芸舎とは長いおつきあい。
これまで、様々な形でお話を聞く機会もいただいてきました。
次回のエントリでは、以前、佐藤さんに聞いたお話を
雑誌に掲載いただいたものをアップします。
結構長いです(汗)
おヒマな時にお目通しいただけると、
佐藤さんのものづくりへの思いを感じていただけるかと。
結構長いですが(大汗)
引き続き、講師のせっちゃんのことや
美味しい美味しいランチ(おやつ付き!)など
どんどんご紹介していきますね〜!
ワークショップのお申し込み、お待ちしています^_^