いよいよ「食のほそみち原画展」。

いよいよ「食のほそみち原画展」。

生活情報誌マ・シェリ 創刊25周年記念

「食のほそみち」原画展

日時:2019年11月2日(土曜)〜3日(日曜)
10:00〜17:00

場所:岩手県公会堂2階(岩手県盛岡市内丸11-2)

主催:株式会社マ・シェリ
特別協賛/株式会社湯田牛乳公社
後援/株式会社岩手めんこいテレビ


「昔から知られているような岩手の食べ物の連載をやりませんか?」

今から5年前、当時のK編集長からご提案をいただき
スタートしたのが「食のほそみち」。
当初は「いわてFOOD記」と言うタイトルで、年内いっぱい、
8回ほどの連載だったと記憶しています。
それが続投が決まり、タイトルも「食のほそみち」に。
それからえっちらおっちら、なんと60回をこえました(驚)。

取材こぼれ話的なものを、先日発行された
マ・シェリさんで「食のほそみちが出来るまで」で
紹介してもらいました。

紹介する食べ物のセレクトは、これまで食べて美味しかったものや
人から教えてもらったりしたりといろいろです。
新店開店とか話題のグルメとか、お洒落な食の流行にうといため
ばあちゃんが作る郷土食や産直母さんのおやつや
そのようなものばかりを好んで食べ歩いてきました。
そういえば、昔は、こんなブログもやってましたなあ…。
なので、登場する食べ物もメジャー級なものは
あまりありません。
でも移り変わりの激しい食の世界で
誰かに愛され、守られてきたものばかりだと思います。

誰かにとって必要だったから残る。
食べ物の場合もそうで、食べる人はもちろんですが
作る人にとっても、それが必要なことであったりします。
経済効率から考えたら、やっていけない。
それでも「美味しい」と待ってくれている人がいる。
そんな人に応えたい、笑顔になってもらいたい。

私にとっての「美味しい」とは
そんな風に、作る人の思いや願いが込められているものを
ひっくるめた感覚です。単純な旨さ不味さでは計れないもの。
うんと背伸びしていうなら、それが食文化なのかなあと。

…ライトに書くつもりが
また、暑っ苦しくなりました。ごめんなさい。

そんな思いを(少しだけ)匂わせつつ
私的「岩手のおいしいもん」を探し続けています。

あなたのおいしいもんもぜひ知りたいので
ぜひ11月2日と3日は、岩手県公会堂にお運びください。
販売ブース辺りにおりますので。

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