さて、茶葉の手もみ。
まずは発酵を止めるための「火入れ」です。
使用したのはテフロンのフライパン。
カンカンに熱したところに生葉をザッといれます。
強火は鉄則ですが、焼けないよう注意深く。
熱したら紙の上に開けて熱を飛ばしながら
すぐにギュッギュッと揉んでいきます。
千香子さん、結構強く、揉んでおりました。
今回、火入れの方法として
「釜炒り」…フライパンに直接入れて熱するもの と、
「煮る」…熱湯で茶葉を煮て発酵を止めるもの
のふたつを体験いたしました。
お茶の葉を煮るというのは、気仙では家庭で行われてきた
方法のようですが、ちょっとびっくりです。
体験も、2班に分かれて。
こちらは「釜炒り」チーム。ギュッギュッと揉みます。
こちらは「煮る」チーム。
熱湯で煮上げた(まさに煮上げたんです!)茶葉を
紙の上に広げ、すばやくあら熱を飛ばします。
広げる方とうちわであおぐ方、初めてとは思えないチームプレー。
あら熱をとった煮たお茶の葉。
みなさん「かつお節と醤油をかけて食べられそう〜」と(笑
それでも煮ている間の香りは、間違いなく「お茶」でした。
【まだ、つづく】