あちこちの器店を歩いていて思ったこと。
「注器好き」はかなり多い。ということです。
注器。ちゅうき? こういう言い方が正確かどうかはわかりませんが、
要するに「注ぐモノ」。急須やポット、ピッチャーやしょうゆ差しや
とてもたくさんの「注ぐモノ」が、身の回りにあふれています。
身近な道具であるがゆえ、注器って生活様式でだいぶ違うものと思います。
たとえば急須でも、日本のと中国のものは違いますもんね。
形や大きさ、取手のつき方、あるいは素材や色などなど。
なので、bric-a-bracさんが扱う、
ヨーロッパの注器類を見た時は驚きました。
たとえば、こちら↓
この写真を初めて見た方が「益子(の器)ですか?」と
行ってましたが、まさにその通り。
実際に見て触ったワタクシも、日本のモノのようにしか見えず…。
ここで、貧相な知識を絞り出してみれば、
陶芸家のバーナード・リーチや、セント・アイヴスとか濱田庄司
なんていう場所や人の名前などが思い出される訳です。
磁器の国ヨーロッパにも、陶器の伝統がしっかりある訳ですね。
今回、ご提供いただいた「注ぐモノ」たちも、
ほとんどが、素朴な風合いとシンプルな形の陶器です。
超!日本家屋な「てとて」にも違和感なくとけ込みそうなモノばかり。
どんな国からやってきた、とか
注ぐモノにまつわる詳しいお話も、これからご紹介していきます。
どうぞお楽しみに!
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注ぐモノ 展
9月20日(金曜)〜23日(月曜)11時〜16時
ピッチャーやポットなど、ヨーロッパの国々から、
いろいろな時代のいろいろな“注ぐモノ”が集まりました。
期間中は、コーヒーや焼き菓子、ティーマットなど
“注ぐモノ”に合わせた、オススメ品物あれこれも販売いたします。
アイテム提供:アイテム提供:旅する古雑貨屋Bric-a-Brac
(※展示されている“注ぐモノ”はすべて販売いたします)
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