30日は手仕事市〜薬師窯さんのこと。

30日は手仕事市〜薬師窯さんのこと。

…ぶっちゃけます。バタバタとしております。
お陰さまで、個人的なライフワークともいえる作品展めぐりも
見逃しまくっております…(泣
なんとか見られたのは、「いちのへいいものいいくらし」ぐらい。
大好きなせき宮さんの「春のうつわ展」に行けなかったのが
今春最大の後悔でございます。ううううう…
しかし月末。
こちらの準備も始めて参らねばなりません。
「小さな手仕事市」
3月30日(土曜)11時〜16時

今回は、出張販売などはございません。
うつわと道具を、じっくりご覧いただければと思います。
春になり、ようやく司荘の水道も凍らなくなりましたので(笑
お茶っコもお出しできると思います。
日差しさんさんの6畳間、のんびりゆっくりしていってください。
先月からご紹介させていただいている、
遠野市宮守町の薬師窯さん。
穴窯でじっくり焼き締めた、無釉のうつわが特徴です。
無釉といっても火襷や木灰釉、南蛮焼締風などテクスチャは多彩。
そしてふだん使いの皿や小鉢には、釉薬をかけているものも。
やきものらしい存在感のあるうつわです。
yakusi1.jpg
白い釉薬をかけたこぶりのちょこ。
お茶にもいいし、突き出し風に使っても。
薬師窯さんの穴窯は、2年前の東日本大震災で倒壊しました。
そのときの様子が、遠野嫁さんのブログに書いてあります。
「東日本大震災 薬師窯を訪ねる」
見ていると凹む、という言葉が胸に刺さります。
今は秋の再開に向けて、窯の修復の最中とのこと。
ボランティアさんもたくさん来ているそうで、その対応にも忙しいみたい。
でも新しい窯の完成が、一番楽しみなのは薬師窯さん本人でしょう。
てとてに来ているのは、以前の穴窯で焼き上げたもの。
おそらく新窯の作品は、また違った雰囲気になると思われます。
薬師窯さんらしい焼き締めのうつわたち(釉薬もあるよ)。
ぜひ手に取って、ご覧ください。
【イノウエ】

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