さて翌日は、いよいよ布を染めていきます。
まずは祐子さんから、藍染めについてのレクチャー。
3〜4世紀に中国から渡来したこと、江戸時代には野良着や浴衣など
庶民の衣服に使われいたこと等々、藍を文化面から学びます。ふむふむ。
ところで「タデ食う虫も好きずき」って言いますよね。
藍が属するタデ科の植物は、特有の香りに虫も近づかないことから
こういう言い回しが生まれたんですって!いや〜勉強になった!
お次は、染める布を糸などで絞っていきます。
どんな場所に、どんな大きさの模様を入れようかなあ。
いろいろな道具を使うのですが、この手元に集中する時間が楽しい。
いつしか、みんな真剣に…
布の絞りが出来たら、外に設置した染料の容器の中に
浸していきます。じゅわっと浸した染料の色は、黄色みがかった茶色。
ぜんぜん、藍色じゃないんですねえ〜。
ある程度浸したら、次は流水で酸化させる作業。
茶色と緑色の中間みたいに染まった布を水に浸すと…わあ!
みるみるうちに鮮やかな藍色が現れてきました!
まるで理科の実験をしているよう!藍染めっておもしろ〜い!
次回は、いよいよ完成した藍染め作品をご紹介。
個性イロイロ、楽しい出来映えですよ。