さて、6月は3日間オープンの「ママゴト会」、
明日(28日)は最後の1日、手仕事市でのオープンデイです。
今回はワークショップはありませんので、ゆっくりご覧いただけますよ。
個人的な思い込みですが、夏は「編組(へんそ)」の道具が気になります。
なかでも身近なものといえば、やっぱり竹細工。
てとてでお取り扱いしているのは、マダケの竹細工。
冷茶のグラスによく似合う、しっかりとした造りの茶托です。
こちらは鍋敷き。マダケのヒゴを4本取りにして、くるくると
巻き込むように編んでいます。丈夫さはいわずもがなですが、
編みがとにかく美しく、使わない時は壁にかけてインテリアにもなる。
作っているのはこの方、勢司恵美さん。
竹細工がさかんな大分県別府市で名職人から技を学び、
現在は地元茨城で活動しています。
マダケの伐採からヒゴづくりまで、すべてをこなすパワフルな女性!
先日行った、三島町の「ふるさと会津工人まつり」での勢司さんのテント。
さまざまなカゴはため息が出るような美しさ…。
そして、女性ならではの細やかな視点で竹の小物も作っています。
てとての手仕事市には、カゴはございませんが、
上の茶托や鍋敷きのほか一度使うと手放せなくなる菜箸、
使い勝手を考えたバターナイフなども並んでいますよ。
勢司さんの竹細工が並んでいるのは、岩手では「てとて」だけ。
(東北でも、お取り扱い店はないかも…デス)
料理好き&生活道具好きのみなさん、
ぜひ一度、覗きにきてみてくださいませ。
**********************************************************
そして。
明日のオープン日、「てとて」のお隣の「羊の花工房」さんでは
紺屋町の「ひめくり」さんによる
「初夏の草木染めワークショップ」が開催されます。
道すがら摘んできた草花で布を染めるという、興味津々の企画。
と、いうことで(^_^)
明日は「てとて」と「羊の花工房」
ふたつの空間めぐりを、お楽しみくださいませ!