忘れてしまわないうちに、
先日行ってきた「ふるさと会津工人まつり」のことを。
福島県三島町は、昔からさまざまな編み組みがさかんな地。
そこで年に1回行われるクラフトフェアには、編み組み達人はもちろん
陶磁器から木工、布やガラスなどの作り手が各地から集まります。
盛岡から高速で片道5時間。美しい只見川を見ながら会場に向かいました。
三島町生活工芸館前のなら林の中に、たくさんのテントが並びます。
訪問日はあいにくの小雨混じりでしたが、9時少し過ぎに到着した会場内は
すでに大勢の人、人、人!さすが三島の編み組みパワー!
「てとて」でお世話になっている、新潟県の「村山大介陶芸研究所」さん。
カタチは、丸みを残したシノギなどあたたかみが漂っていて、
さまざまな釉の色合いが目を引きます。この色合いも魅力のひとつ。
色味や発色、艶など釉薬と土の組み合わせをいろいろと研究されている方で、
李朝の、内側から輝くような艶のだし方を工夫しているそう。
新色は、抹茶を思わせる美しい緑。
今、てとてには、村山さんのコーヒーカップや小さい湯のみなどが
並んでいます。コーヒーカップはスタッキングもできるすぐれもの。
きれいで、使い勝手のいいうつわを、ぜひ手に取ってみてくださいね。