にぎやかな珈琲教室でした!

 先月27日(日)はよく晴れて、暑いくらいの1日でした。
 桜もピークを迎え、あちこちからお花見の歓声が。
 てとての「珈琲教室」も、
 それに負けないくらい賑やかで楽しいひとときでしたよ〜。
 てとての始まりからお世話になっている、
 「珈琲・うつわ わたなべ」の渡邊さんによる、ほぼ2年ぶりの珈琲教室。
 今回は初心に立ち返り(?)、珈琲の基本を教えていただきました。
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 (この画像は、お店で使用している手回し焙煎器。ごーごーと音を立てて回るさまを、
 先生自ら録画。これはレア画像として某動画サイトにアップしたほうがいいかも?)

 最初にパソコンを使いつつ、珈琲の産地や、豆の種類による味の違い、
 「てとてブレンド」の話などもしつつ、
 さっそく、珈琲をおいしく淹れる基本的な技術をレクチャー。
 一般的なペーパードリップを使い、
 まずは、渡邊さんが「てとてブレンド」を淹れ、みなさんで味わってもらいます。
 この時、渡邊せんせいの手元に、みんなの目が釘付け!
 緊張気味?のせんせいですが、ポットの口から注がれるお湯の量は常に均等で、
 スピードも一定しているのはさすがの技!
 当たり前なのでしょうが、我々にはこれが難しいのです。
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 ふわーっと粉がふくらむと、部屋中がふくよかな香りで満たされます。
 う〜〜ん、幸せ。
 「この香りが嫌いな人はいないよね」と参加者から声があがるほど。
 続いて、渡邊さんオリジナルのプレンド「えんじゅ」をドリップ。
 ひと口味わって、みなさん「おおー」と感動の声!
 苦みのきいた、珈琲らしい味わいといったらいいでしょうか。
 ちなみに、てとてブレンドはモカとコロンビア。えんじゅはモカとマンデリン。
 どちらも2種類の豆を使ったツーブレンド。
 お互いの特徴を引き立てあう、絶妙なブレンドです。
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 さて、いよいよ参加者のみなさんが、自分でハンドドリップ。
 さっき見たお手本の通りに淹れたいのですが…、
 なかなか思うようにはいかない様子。
 焦ってお湯を注いでしまうと味が浅くなり、色も香りも薄めに。
 それぞれが抽出した珈琲を、お互いに飲み比べてみると、
 一人ひとりまったく味が違うことが分かり、一気に盛り上がります。
 まろやかだったり、エッジがはっきりしていたりと、
 それぞれの味が違うのも、それぞれの性格次第?なのかもしれませんね(笑)
 最後は、渡邊さんががネルドリップでじっくりと淹れた
 「えんじゅ」をみなさんで。
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 珈琲に合わせて、「おかしや福猫堂」のお菓子をサービス。
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 生地にホワイトチョコを加え、ミルキーな風味に仕上げたパウンドケーキです。
 中にプルーン、くるみとピスタチオを混ぜて焼きました。
 おまけは、ザクザクしたクッキーにチョコをサンドしたもの。
 飲む珈琲の量も多いし、やっぱりチョコものは合いますよね。
 珈琲ワークショップはこれにて終了〜〜。
 珈琲の基本の「キ」を、改めて一通りやってみましたが、
 満足いただけた様子でよかったです。
 
 最後に主宰から皆さんに質問が。
 「喫茶とカフェの違いはなんだと思いますか?」
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 カフェはちょっと気どって本を読んだり、いつもと違う時間を過ごす場所。
 喫茶は店の人とおしゃべりできる場所。
 カフェは食べ物がメインで、コーヒーはサブ的な存在。
 …などなど、次々におもしろい意見が飛び出しました。
 盛岡にもたくさん「カフェ」と名のつく場所が増えてきましたが、
 無意識かもしれませんが、意外とみなさん明確に、
 喫茶とカフェを分けて利用している様子。これは興味深いことでした。
 一杯の珈琲からいろいろなことが見えてくる、楽しい珈琲教室。
 また次回をお楽しみに!
 
 
 【おかしや福猫堂】
 
 
 

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