九州たびレポ7。

九州たびレポ7。

ちょっとはしょりますが、九州たびの3日目。
まるまる一日動ける日は、この日が最後の月曜日です。
昨晩は筑紫野市の二日市温泉に宿泊。
温泉街と行ってもビジネスもあるし日帰り温泉もある。
冷たいビールが飲みたくて入った居酒屋は常連感バリバリだったけど
焼き鳥はうまいし、山芋ステーキってのがものすごく美味しかった!
あらかた食べてから、写真を撮ればよかったと後悔。
なんていう一人旅ならではの夜を過ごし、再び車で筑紫野インター。
今度は鳥栖から北へ、大分道を突っ走るのである。
こちらも基本2車線。杷木インターまではおおむね1時間の距離。
しかし九州の高速道、サービスエリアが充実してるねー。
行きは山田サービスエリアでお土産などを買いました(なぜ今買う)
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杷木インターで降りて一般道を走る。
ほどなくして沿道には山が迫ってき始める。
途中、「小鹿田焼」の看板を見つけて記念撮影。
カーブミラーの中、ワタクシが映るように。
人里から離れ、何代にもわたって器を作り続けた小鹿田焼。
これほどメジャーな存在になっても、ものづくり環境は何も変わらず。
小鹿田も、沢の流れのうねるに任せて道を拓いたような
ほんとにほんとに山峡の小さな里だった。
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唐臼。
山土を砕いて粘土を作る道具。
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横には、水簸の堀。
ここから何度も何度もくみ上げて土をこすのは
女の仕事だったという。
初夏の暑さの中の月曜日。
そんな中を好き好んで歩くような旅人は私以外ほとんどおらず
里の中はしいんとして、唐臼の音が響き渡るだけ。
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橋の欄干。
小鹿田の皿がはめ込まれている。
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住まいのブロック塀にも小鹿田焼。
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里の中にはこんな登り窯が3つくらいある。
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窯元にはどこも小さなギャラリーがあるんだけれど
春の陶芸祭が終わったばかりの今は、作品が一番すくない季節(とほほ)。
次にこの登り窯に火が入るのは7月だそう。
窯を見るにはいい機会、じっくりと覗いてみる。
【小鹿田もつづくよ】

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